本とチョコと紅茶と…

家族のことを中心に。

蚊取り線香を焚く季節になりました。

外出時、マスクが欠かせない日常がまだ続きます。
そんな新しい生活様式に飽き飽きするこの頃。
日差しの強さで、マスク越しの呼吸が荒くなります。

 

 

お借りしているお部屋の、階段下にちょっとしたスペースがあって、自転車とか止めるところだろうけど、自転車を持ってないので、専ら猫の散歩道か何かにしかならない場所がある。
最近は、そこで日向ぼっこをしながら、本を読んだり、珈琲を飲んだりするのが休日の定番になりつつある。
敷地内なので、マスクを外して過ごすことができる。ちょうど座ると塀に姿が隠れるので、通りの人を気にすることなく、気ままに呼吸をすることができる。通りといっても細い道なので、通る人は限られているけど。
段ボールを敷いて座っていたのだけど、お尻が痛いのが悩みだった。そこで、簡単な折りたたみいすを探しに、今日は100円ショップを覗いてみた。
たくさん商品はあるけど、そのようなちょうどよい椅子は見つからず、諦めていたときに、ピクニック用品が並ぶ棚に目が留まった。
それは、布の紐で丸めて束ねられた茣蓙(ござ)。
収納場所に困らないし、広げるだけで設置できるし、そして何より見た目が渋い。
近くにあった、蚊取り線香と、蚊取り線香のケースも一緒に購入。
そして、やっと、茣蓙をしいて、蚊取り線香を焚いて、完璧な日向ぼっこができました。
まあ、やっぱりお尻痛いけど。日向ぼっこにはこれくらいでいい。

茣蓙に座り、風が時折運んでくる蚊取り線香の香りは、心の中にいる小さな私も癒してくれる気がするのです。
海の近くにある母方のおばあちゃんの家を思い出したからかもしれない。
そういう休日を、大切な人と過ごせて幸せだし、これからもそう過ごしていけることが幸せね。